■定例探鳥会 和白海岸(2018年12月09日)
■定例探鳥会 和白海岸
和白4丁目海岸→海の広場→アシ原→砂洲
2018年12月9日 -曇り-
【観察鳥種】33種
【参加者数】17人
【担 当 者】山本廣子、田辺スミ子
昨日から急に真冬の寒さになりました。満潮前の潮で、海の広場方面に向かいました。海は北西の季節風で、沖は白波が立っています。また雁ノ巣から奈多にかけての沖合では蜃気楼が起こっていて、水平線が波立ち対岸の家が背伸びをしているようでした。ツクシガモの飛来が遅れていましたが、今日は31羽を数えました。ダイシャクシギも1羽が来てくれました。ミヤコドリは25羽。マガモ、オナガガモなどの淡水ガモの求愛かと思いましたが、交尾の写真をKさんが見せてくれました。波高く、沖合のスズガモは少なめでした。ホオジロガモも確認できませんでした。カンムリカイツブリも控えめで、波が荒いと湾奥に避難するのかな?
ツクシガモ ダイシャクシギ
ミヤコドリ オナガガモやマガモ
アシ原の中道を歩きました。入口ではジョウビタキが迎えてくれました。紅葉はだいぶ落ちてしまい、冬の様子です。シャリンバイやマサキ、ネズミモチなどの実が生っていました。アキグミの赤い実を皆で食べてみました。甘渋い味がしました。ウラギクのまあるい穂が可愛くて、アシの穂もホクホクにふくれています。樹林帯ではヒヨドリやモズ、メジロ、シロハラなどが鳴き、ウグイスの地鳴きも聞こえます。
ジョウビタ キ♂ シャリンバイの実
マサキの実 ネズミモチの実
アキグミ ウラギクの穂
モズ ウグイス
ヨシガモ 観察の様子
砂洲に出て、ヨシガモなどを近くで見ることができました。台風などでアオサが減ってしまい、アオサを食べるヒドリガモが減ったように感じます。今日は久しぶりに香住ケ丘の親子が参加して、元気な1年生男子がたくさん質問しました。皆も元気になります。(山本廣子)
【参加者の感想】
◇ミヤコドリが見られて良かった。
◆鳥の種類も数も多かった。
◇ヨシガモが可愛かった。
◆アキグミを食べたり貝殻が拾えて良かった。
◇ダイシャクシギが良かった。
◆ツクシガモが見られて嬉しかった。