支部報発送会に参加している会員達で企画した探鳥会の様子を報告します。
4月3日(水)JR博多駅前を8時に、中型バスで案内人を含めて21名で出かけた。行きは、途中関門海峡を望むめかりパーキングでちょっと探鳥、飛翔するハヤブサやミサゴから観察開始。
瀬戸内海に在って椹野川(ふしのがわ)の流れ込む山口湾に接する、きらら浜自然観察公園を一望できる場所、藤尾山(ふじうやま・標高67m)の展望台から山口県地域をよく知る案内人のお勧めで、探鳥した。近くの岩礁にはクロツラヘラサギ9羽、ヒドリガモやウミアイサ、遠くにはハマシギの群れを含めたシギ類の群れ、そばの林ではマヒワやウソ、メジロなどを観察した。シロバナタンポポも咲いていた。
近くの道の駅でおやつを仕入れて、きらら浜自然観察公園に入りました。公園入口近くの淡水池を見渡せる東屋で、まず昼食。キンクロハジロ、スズガモ、オオバン、オオジュリン、ホオジロを楽しみながら、いい時をすごした。
ビジターセンターへ移動。一通り説明を受けた後、センター内からの観察から、池の杭で休息中のオバシギやハマシギを観察。その後、外に出て、観察路を散策。池に沿った散策路を歩いた。池には、カモ類、サギ類、など見かけた。大きな魚を捕まえたミサゴがすぐ上を飛翔していた。
たくさん赤い実をつけたナエシログミの木が続いた観察路が印象に残っている。アリアケスミレも咲いていた。観察路の一角にある展望台から椹野川(ふしのがわ)の流れ込む山口湾が一望できた。違う季節、違う月齢時にまた楽しめそうな展望台でした。
メダカのいる湿地を観察してから、ビジターセンターの前で集合写真を撮影して、帰途に着いた。
帰りは、壇ノ浦パーキングで、最後の探鳥。シメの声を聞いた。バスの中で、鳥あわせ。ハヤブサで始まり、シメで閉めた52種の探鳥会でした。
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画像に残すことが出来た野鳥を紹介します。旋回するミサゴ、大事な食べ物をつかんだミサゴ、お休み中のカワウ、飛び出したマガモ、番のマガモか?、休息中のスズガモとキンクロハジロ、ここでも見かけたオオバン、婚姻色の見事なアオサギ、飛んでいたダイサギ、夏羽のカンムリカイツブリ、池の杭で休息中のオバシギ・ハマシギ、採食中のコガモ、休息中のハシビロガモ、囀っていたホオジロです。
ツアーを仕切っていただいたMさん、案内人のOさん、すてきな旅をCDにまとめていただいたKさん、それぞれの得意技がつながり、いい探鳥会となり、感謝。田字草