能古島散策2017年04月25日(水)の様子
春から初夏へ。野鳥も冬鳥から夏鳥への入れ替わりが楽しみな散策でした。
冬鳥のセグロカモメやウミネコを海上で観察。
海岸沿いの海面では、マガモやカルガモなど淡水性のカモたちは数羽見られたが、潜水性のカモは観察されず、ウミウとヒメウを見かけたのみでした。
砂浜の水辺では、3ヶ所でそれぞれ2羽のコチドリを見かけた。同じ砂浜にキアシシギ、イソシギ、それに夏羽のオオメダイチドリを見かけた。コチドリはこの砂浜で、繁殖が期待される。ミサゴは電柱で休息中。海岸の草地ではハクセキレイやムクドリが採食中でした。
陸域ではカワラヒワや囀るアオジ、コムクドリ3羽を見かけた。ツバメは番と思われる2羽をあちこちで見かけた。
島内の山を歩きながら、キビタキの囀りを6ヶ所で聞いた。ホオジロやメジロ、ヤマガラ、シジュウカラもあちこちで囀っていた。
展望台(195m)では、今回も昼食中にハイタカ2羽が旋回しつつ移動している様子を目撃できた。
今回の散策では、38種の野鳥を観察できた。
能古港内で見かけたセグロカモメ(鵲) キアシシギとコチドリ(鵲)
睨まれたコチドリ(鵲) 何かを食べたイソシギ(鵲)
夏羽のオオメダイチドリ(鵲) 羽を広げたヒメウ(左)休息中のオオセグロカモメ(右)(鵲)
檜の天辺で囀っていたホオジロ(鵲) 山頂上空で旋回中のハイタカ(鵲)
仲むつまじいキジバト(鵲) 採食中のハクセキレイ 囀るシジュウカラ
砂浜のムクドリ
その他、気になった生きものを紹介します。花もいろいろ咲き始めています。海岸ではハマエンドウやホザキマンテマの花が身頃です。山中では、タツナミソウ、シュンラン、フデリンドウ、ゴヨウアケビ、ムベなどにぎやかになってきています。
海岸で見かけたホザキマンテマ 色鮮やかなハマエンドウの花
山中で見かけたタツナミソウ ↓めでたい花シュンラン
明るい森の中見かけたフデリンドウ 鮮やかな色のゴヨウアケビ
動物たちも目につくようになって来ました。ため池の傍で飛び回る蝙蝠(コウモリ)が 撮影しやすい位置に止まってくれました。
コメツキムシの仲間 アゲハ(鵲) コオモリの仲間(鵲)
目だったベニシジミ ↓大きさに驚いたウシガエル
次回2017年5月の様子はどうでしょうか。写真の撮影は鵲(森健児)と田字草、報告は田字草(田村耕作)。
次回は、2017年5月25日(木)を予定。6時45分の船で島に渡ります。