2018年11月26日能古島散策の報告(改訂)
5名で歩いた。今日の天気予報、曇りで夕方か夜なってから雨がぽつぽつらしい。薄く広がった雲の間に青空も見えていた。
船上からの観察は、海面に浮かぶ100羽以上のユリカモメから始まった。ウミネコやセグロカモメの飛翔、海面上低く飛ぶクロサギ2羽が西へ移動。ホシハジロやヒドリガモも採餌中か。
船を降りると、ジョウビタキ(♀)、イソヒヨドリ(♀)、トビ、ハシブトガラスがすぐそばの電線に止まっていた。港から少し山側にある能古博物館前に移動し、暫く声や姿を探した。シロハラやウグイスの地鳴き、ヤマガラやモズ、ヒヨドリ、メジロの声もにぎやかだ。上空を飛ぶ数羽のキジバトも見かけた。
海岸では、砂地の水辺でイソシギが探餌中、そのすぐ先では潜りを繰り返し探餌するウミアイサを久しぶりに見かけた。防波堤近くにある海面から出ている竹の杭にはミサゴが休息中。イソヒヨドリは屋根の上や波消しブロックなどあちこちで見かけた。海岸近くにある数本のハ
リエンジュではカワラヒワの群れが止まっていて、羽繕いする個体、ハリエンジュの実を啄んでいる個体もいてにぎやかだ。また、ホオジロがカイズカイブキの天辺でしっかりと長く囀っていた。その近くの草地にはたくさんの個体を見かけた。前回と同様に、砂利の海岸でシギとチドリの群れが休息したり、採餌したりする場面を見かけた。ミユビシギとシロチドリの群れでした。港から最も西側の岩礁では、いつものカワウではなく、ウミウのちいさな群れを見かけた。
自然探勝路に入り、声に注目しつつ、空にも注意。ジョウビタキの声、シロハラやウグイスの地鳴きは賑やか、カワラヒワの声も混じっていた。アオジやルリビタキの声も聞いた。森の中のため池では、カルガモ、コガモ、カイツブリ、オシドリと見かけ、緊張しながら、久しぶりににぎやかな池を体感した。
飛ぶヒドリガモ(鵲) ヒドリガモ セグロカモメ(鵲)
ジョウビタキ♂(鵲) ジョウビタキ♀(鵲) イソヒヨドリ♂(鵲)
イソヒヨドリ♀(源) トビ モズ(鵲)
キジバト ヤマガラ(鵲) アオサギ(鵲)
採餌するイソシギ(鵲) ウミアイサ(鵲) 休息か、ミサゴ(鵲)
囀るホオジロ(鵲) 群れのカワラヒワ(鵲) ハリエンジュに止まるカワラヒワ
ミユビシギの群れ 飛翔するミユビシギの群れ(鵲) 休息中のシロチドリとミユビシギ(位)
休息中のクロサギ(源) 飛び出したクロサギ(鵲) ハクセキレイ(鵲)
休息中のウミウ(位) 休息中のウミウ(源) 休息中のカワウ(鵲)
草地から飛び出したアオジ♂(鵲)
池で見かけたコガモ カルガモ(鵲) カイツブリ(鵲)
今回の散策では、45種の野鳥を観察できた。
海域や水辺で見かけた種(16)・アオサギ・クロサギ・カワウ・ウミウ・ハクセキレイ・ウミネコ・オオセグロカモメ・セグロカモメ・ユリカモメ・イソシギ・イソヒヨドリ・ミユビシギ・シロチドリ・ホシハジロ・ヒドリガモ・ウミアイサ
住宅地や農耕地で見かけた種(10)・スズメ・ハシボソガラス・ハシブトガラス・キジバト・モズ・カワラヒワ・ツグミ・ホオジロ・ジョウビタキ・カワラバト
山の中で見かけた種(11)・シロハラ・ルリビタキ・ヤマガラ・メジロ・ヒヨドリ・ミソサザイ・ウグイス・アオジ・コゲラ・キセキレイ・リュウキュウサンショウクイ
見かけた猛禽類(4)・トビ・ミサゴ・ハイタカ・ノスリ
山の中の池で見かけた種(4)・カルガモ・コガモ・オシドリ・カイツブリ
その他、気になり、観察した生きものを紹介します。野鳥たちが啄む木の実を
中心に観察しました。
サネカズラ(源) シロノセンダングサ(源) ヤツデ(源)
ハマヒサカキの花(田) ハマヒサカキの実(田) ウルシ科カイノキの実(田)
マユミ(田) キジョランの花(田) スイカズラの花(田)
写真の撮影は(鵲):森健児、(位):平位忠彦、(源):荒牧源実 (田):田字草、報告は田字草。
次回、2018年12月21日(金)を予定。6時45分の船で島に渡ります。