能古島散策の報告 2019年12月24日(火)
能古島散策の報告 2019年12月24日(火)その1 田村耕作
会員4名(日高継典・荒牧源実・森健児・田村耕作)とお客様2名(勝瀬志保・林ゆうこ)で散策。今日の天気はどんよりとした曇り空でしたが、後半青空も少し広がりを見せた。 夜明け7時前頃に、船上からユリカモメ(5羽)とアオサギ1羽を船上から観察して、今日の鳥見の始まりでした。島に着くと、まだ暗さの残る上空を数羽のトビが飛んでいた。港では、ウミネコやセグロカモメを見かけ、ヒヨドリの鳴き声やモズの声、シロハラの地鳴きも聞こえてきた。いつものように少し歩いて能古博物館近くでは、メジロやウグイス、ツグミが賑やかでした。途中落葉樹の天辺で、この冬初めてのシメを望遠鏡で観察できた。再び海岸に出ると、カモ類は、ヒドリガモが目立つ程度でしたが、沖合にはハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、ウミアイサを見かけた。他に、クロサギ、イソヒヨドリ、シロチドリ、イソシギ、カワウの大群(約300)を見かけた。そんな中、1羽のカツオドリ出現がうれしかった。途中の草地では、ホオジロを中心に、ツグミ、ホオアカ、ウグイス、ジョウビタキを観察した。画像からカシラダカも確認できた。
今日歩いたコース
山の中では、アオジやミヤマホオジロ、メジロの群れ(約30羽)、遠くで鳴くアオバトの声も聞こえた。ため池にはカルガモが休息中でした。
山頂(標高195m)での昼食後、島の東を通る道を歩いて、港に向かうコースを選択した。海上ではセグロカモメやウミアイサの姿を見かけた。
16時の渡船で戻りました。2019年12月24日の散策で51種を記録しました。
海域や水辺で見かけた種(23)・カツオドリ・ハジロカイツブリ・カンムリカイツブリ
・カワウ・ウミウ・ヒメウ・ウミネコ・セグロカモメ・オオセグロカモメ・ユリカモメ
・カモメ・シロチドリ・イソシギ・クロサギ・マガモ・カルガモ・ヒドリガモ・ホシハジロ
・スズガモ・ウミアイサ・アオサギ・ハクセキレイ・イソヒヨドリ
住宅地や農耕地で見かけた種(12)・ジョウビタキ・ホオジロ・ホオアカ・カシラダカ・スズメ・ハシボソガラス・ハシブトガラス・キジバト・カワラヒワ・シメ・モズ・カワラバト
山の中で見かけた種(14)・ヤマガラ・メジロ・ヒヨドリ・コゲラ・キセキレイ・ツグミ・シロハラ・アオジ・ミヤマホオジロ・ウグイス・アオバト・キクイタダキ・リュウキュウサンショウクイ・ルリビタキ
見かけた猛禽類(2)・トビ・ミサゴ・
地図上の赤い線は散策したコースで日高継典作成、植物写真の撮影と報告は田村耕作。鳥類写真はお客さん(勝瀬志保)の撮影です。気になった生きものの紹介です。
次回、2020年1月27日(月)を予定。6時45分の船で島に渡ります。
メマツヨイグサのロゼットが美しい イヌビワの黄葉
ゴンズイの種 クサイチゴの花がもう咲いていた
シロチドリ クロサギ
イソヒヨドリ♀ 定位置で休息中のミサゴ
以上
能古島散策の報告 2019年12月24日(火)その2 田村耕作
参加者森健児会員からのカメラ目線の報告です。
カワラヒワの群れの一部 飛翔するクロサギ
カワウ(300羽あまりの大群の一部) あちこちで見かけたジョウビタキ♂
沖合で浮かんでいたセグロカモメ 砂浜で見かけたシロチドリ
キジバト 小さな群れ ウミウ
盛んに潜っていたカンムリカイツブリ
以上
能古島散策の報告 2019年12月24日(火)その3 田村耕作
参加者荒牧源実会員からのカメラ目線の報告です。
やってきたウミウの群れ 1羽のカツオドリが目の前を通過
沢山の種が出来たクズ 砂浜で食べもの探ししていたシロチドリ
スズガモの小さな群れ 清楚なノジギク
沢山のオレンジ色のフウトウカズラの実 囀っていたホオジロ
マルバアサガオ一輪 シマカンギクの黄色の花が目立ちました
この季節にハマウドの花
以上