■定例探鳥会 和白海岸
2020.09.14 15:41|探鳥会報告|
■定例探鳥会 和白海岸
2020年9月13日 -曇り一時小雨-
【観察鳥種】29種
【担当者】 山本廣子、田辺スミ子、南のり子
★新型コロナウイルス感染防止のため中止となりましたが、お世話係3名で分かれて和白海岸を観察して野鳥を記録しました。
① 山本廣子と南のり子:雁ノ巣海岸→奈多護岸→五丁川河口→和白川河口
② 田辺スミ子:唐原川河口→海の広場→和白川河口
9時に集合地に行きましたが、一般参加者はありませんでした。田辺さんは唐原川河口から、私と南さんは雁ノ巣海岸から、それぞれ観察を始めました。
雁ノ巣海岸では、桟橋にカササギが止まっていました。少し出た干潟に秋の渡りのシギたちが集まっています。アカアシシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、ハマシギ、それにイソシギも混じっています。カワセミやイソヒヨドリも見ることができました。越夏したスズガモもいました。離れてチュウシャクシギもいました。海岸にはアサミドリシオグサが堆積して少し臭いがしました。
カササギ アカアシシギ
キアシシギ ソリハシシギ
アサミドリシオグサが堆積
奈多護岸の道にはツルボの花が咲いていました。シャリンバイの実が色づいてきました。海の廃船に常連のカワウが止まって休んでいます。クリークの端にはクズの花が咲き香っていました。五丁川河口にもシギたちが見られました。キアシシギのそばにキリアイがいました。電線の上にモズが止まっています。
ツルボの花 シャリンバイの実
カワウ クズの花
和白川河口の護岸下にもシギたちがいました。
和白ではアオサが多く堆積しており、少し臭いがしました。ミサゴが棒杭の上に止まっています。今日はダイサギやコサギが多く見られました。和白川河口の干潟ではハクセンシオマネキがたくさんいましたが、繁殖期が過ぎておりハサミを振っていませんでした。センダンの緑色の実がたわわに生っており、ツルウメモドキにもオレンジの実が生っていました。海の広場近くではハマサジの花が咲いていました。ハマボウは実がたくさんついています。先日の雨で浜辺に砂浜が削られた跡が見られました。
アオサ ミサゴ
アオサギ センダンの実
ツルウメモドキ ハマサジの花
ハマボウの実 砂浜が削られた跡
今日は秋の渡りのシギたちにたくさん会えて嬉しかったです。(山本廣子)
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