能古島散策2017年02月27日(月)の様子
渡船上で、ユリカモメの大群(約300羽)が西から東へ移動している場面に遭遇。迫力がありました。
今日の日の出、美しい橙色で東の空が染まった。新しい出会いに期待して散策開始。気温5~10℃でした。
朝日の光に映えたジョウビタキ♀と♂、山からヒヨドリやシロハラ、ヤマガラの声、その中にウグイスの囀りを聞きました。能古島で初めての囀り。春真近か。
海域では、カモ類やカモメ類の数が減ったようです。見かけたのはヒドリガモ、マガモ、それにカルガモでした。少し沖合いには鳥島が出来ていた。カモメ類とウミアイサ(約150)の群れでした。また、オオバンも前回に引き続き観察しました。
沖で作業中の漁船には、たくさんの数のカモメ類、ダイサギなどサギ類が乗船していた。
美しい朝日を浴びたジョウビタキ♀と♂
イソヒヨドリ(鵲)
船の周りにカモメ類、船にサギ類
ツグミ(鵲) モズ(鵲)
ウグイス(鵲)
市街地近くの草地では、シロハラ、ツグミ、ミソサザイ、ウグイス、ホオジロ、アオジ、ミヤマホオジロ、モズ、ムクドリなどを観察した。
野山では、今回もヒヨドリやシロハラが非常に多かった。山道ではジョウビタキやミヤマホオジロをあちこちで見かけ楽しめた。山のため池では久し振りにコガモ2羽を目撃した。上空では猛禽類のノスリ3羽同時出現、ハイタカ2羽同時出現、ハヤブサも見かけた。
お昼を能古島山頂(195m)の石のテーブルで楽しんでいた時、いきなりけたたましいハシブトガラスの声とともに頭上に凡そ100羽、びっくりです。どうもある種類のミカンを狙ってその傍の林に集まってきているようでした。その群れが何かの拍子に飛び出したようです。昼食後、歩いた農道にたくさんのミカンの皮が落ちていました。大変です。
今回合わせて47種観察できました。
ミヤマホオジロ♀ シロハラ ムクドリ
ハイタカ(鵲)
ヒヨドリ ホオジロ
その他、気になった生きものを紹介します。あちこちで、菜の花が咲いていました。花もいろいろ咲き始めています。オガタマノキ、シキミ、クロキ、オドリコソウ、クサイチゴです。
次回2017年3月の様子はどうでしょうか。写真の撮影は鵲(森健児)と田字草、報告は田字草(田村耕作)。
次回は、2017年3月22日(水)を予定。6時45分の船で島に渡ります。