■定例探鳥会 和白海岸(2018年7月8日)
■定例探鳥会 和白海岸
和白川河口→塩浜護岸→五丁川河口→奈多護岸
2018年7月8日 -曇り-
【観察鳥種】30種
【参加者数】8人
【担 当 者】山本廣子、田辺スミ子
昨日まで豪雨が続きましたが、今日は大丈夫でした。集合地の公園のサンゴジュの実がふさふさと生っていました。和白川河口では、小さな干潟上にハクセンシオマネキがたくさんいて、ハサミを振っているものもありました。河口の道端にはトキワススキの涼しげな穂が出そろっていました。その下にはヒメヤブランの小さな花がたくさん咲いていす。キカラスウリの白い花も咲いていました。
ハクセンシオマネキ トキワススキ
ヒメヤブラン キカラスウリの白い花
鉄塔にハヤブサがいて急降下して何か捕まえました。鉄塔上からむしった羽が落ちてきます。小鳥を捕まえたようです。対岸の牧ノ鼻ではハマボウの黄色い花がたくさん咲いているのが見えました。
ハヤブサ ハマボウの黄色い花
観察のようす
五丁川河口の植え込みや護岸にはハマナデシコの花が咲いています。畑ではコチドリがじっとしていて、皆で見ることができました。
ハマナデシコ コチドリ
コチドリ観察のようす
河口先の見晴台から、奈多の護岸上にいるササゴイを見ました。ササゴイは和白干潟では珍しい鳥です。魚を獲って食べました。遠く唐原川河口先にいるミヤコドリ9羽を見つけました。越夏するのかな?護岸の木々は梅雨の長雨で生い茂っており、クズのつるも絡んでいました。クズの花も咲いており、良い香りがしました。そんな木の上でキジバトが木の枝を折っています。巣作りをしているのでしょうか?
ササゴイ ミヤコドリ
クズの花 キジバト
モンシロチョウやウスバキトンボ、ゴマダラカミキリなども観察できました。
モンシロチョウ ウスバキトンボ
ゴマダラカミキリ
クマゼミが鳴き出して、夏がやってきたようです。(山本廣子)
【参加者の感想】
◇ハヤブサが小鳥の羽をむしり羽が落ちてきた。
◆めずらしくササゴイが見られた。
◇コチドリがじっとしていて良く見られた。
◆キジバトを近くで見ることができた。
◇ヒメヤブランの花が可愛かった。