能古島散策2018年02/26(月)の報告
能古島で見た日の出
今日の天気予報、春らしい穏やかな晴れ模様なり。何か新しい出会いの予感あり。気温は8から10℃でした。散策開始。船上から、明るくなり始めた水面で採餌中のユリカモメを観察。能古島港に着いた時、はじめに聞こえたのはハシブトガラスの声、続いてヒヨドリやメジロ、シロハラ、上空を飛んだのはアオサギ、トビ、セグロカモメやウミネコでした。わくわくしつつ、3名でゆっくりと歩きました。
能古博物館のそばで、落葉樹に止まった鳥、アオバト(♂1羽)でした。ちょっと興奮。
海岸にでて、水辺でオオバン、イソシギ、イソヒヨドリ、少し沖合では、ホシハジロの群れや数羽ずつのウミアイサ、珍しくホオジロガモの番、ハジロカイツブリを観察。カンムリカイツブリの群れ(100+)は島の東側で見かけた。
陸域では、ムクドリ、ミヤマホオジロ、ホオジロ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、マヒワ、カワラヒワやメジロの群れなどを楽しみました。そんな中、桜並木のある通りでは、待ち望んでいたウソ6羽に出会いました。♂1羽、♀5羽でした。か細い口笛のような声を聞いて、暫く待つと桜の木に姿を見せ、桜の芽を盛んに食べだした。その木を遠巻きにして、ゆっくりと観察撮影ができ、満足でした。また、ウグイスの囀りを2ケ所で聞いた。
猛禽類は、飛翔する2羽(♂♀)のハヤブサを見かけた。ノスリは、比較的ゆっくり飛翔する2羽の姿や1羽の姿を観察できた。ハイタカは畑のそばの林から飛び出し、再び林内に飛び込んだ。
穏やかな天気の中、能古島で16時まで、散策。今回は、アオバト、マヒワやウソを中心に、沢山楽しめた能古島散策でした。最後のおまけは、海上飛ぶハマシギとミユビシギの群れ、探餌中のカツオドリの出現でした。
大きな桐の枝にいたアオバト♂(鵲) カワラヒワの群れの一部(鵲)
イソシギ(鵲) イソヒヨドリ♂(鵲)
若いシロチドリ(鵲) 若いシロチドリ(源)
海面上を飛翔するクロサギ(源) 岩場で探餌中のクロサギ(鵲)
ウミアイサの群れ(鵲) ウミウと若いウミネコ(源)
ヒメウ(鵲) ホオジロガモ番(鵲)
ハジロカイツブリ(鵲) カンムリカイツブリ(鵲)
電柱のトビ(鵲) ゆっくり飛翔中のノスリ(鵲)
モズ(鵲) ムクドリ(鵲)
ジョウビタキ♂(鵲) ジョウビタキ♀
桜の芽を食べていたウソ♀(鵲) ウソ♂
今回の散策では、穏やかな早春の天気の中、58種の野鳥を観察できた。
海域や水辺で見かけた種・ユリカモメ・ウミネコ・オオセグロカモメ・セグロカモメ・カモメ・オオバン・アオサギ・クロサギ・ウミウ・カワウ・ヒメウ・イソヒヨドリ・ハクセキレイ・ハジロカイツブリ・カンムリカイツブリ・カルガモ・マガモ・ヒドリガモ・ホシハジロ・ウミアイサ・ホオジロガモ・イソシギ・シロチドリ・ハマシギ・ミユビシギ・カツオドリ
住宅地や農耕地で見かけた種・スズメ・ハシボソガラス・ハシブトガラス・モズ・
カワラヒワ・ムクドリ・
山の中で見かけた種・ホオジロ・ミヤマホオジロ・アオジ・クロジ・シジュウカラ・ヤマガラ・キジバト・アオバト・エナガ・メジロ・ヒヨドリ・コゲラ・ウグイス・ジョウビタキ・シロハラ・ツグミ・ルリビタキ・ミソサザイ・マヒワ・キクイタダキ・ウソ
山の中の池で見かけた種・なし
見かけた猛禽類・トビ・ノスリ・ハヤブサ・ハイタカ・ミサゴ
その他、気になり、観察した生きものを紹介します。
芽を出したツメレンゲ ナガバノスミレサイシン
船上から見たハマシギとミユビシギの群れ
写真の撮影は鵲(森健児)、源(荒牧源実)と( )なしは田字草(田村耕作)、
報告は田字草。
次回2018年3月の様子はどうでしょうか。2018年3月26日(月)を予定。
6時45分の船で島に渡ります。